今、妊娠・出産・育児が大変な原因は、親になるために必要なことを、自分が親になるまで、学ぶ機会がないためです。親になるために必要なことを学ぶこと、つまり「親育て(Parenting)」の機会を作ることが、今求められています。
私たちは、Parentingの重要性を、これから子育てを始める当事者だけでなく、その周りの人たち、社会にも知ってほしいと考えています。なぜならば、当事者だけがParentingの重要性を理解しても、周りの人たちの協力がなければ、自分たちだけで行う大変な子育ては変わらないからです。
Parentingの活動を広げることで、子育てを楽しんでいる親が増えることで、その楽しそうに子育てをする親の姿を見て育ち、子どもたちが子育てを楽しめる循環を創ることができれば、子育ては大変なことではなく、楽しむものになると考えています。
私たちが提供できることについて
1)Parentingワークショップ
内容:医療の現場から感じている現代の子育ての大変さとParentingの重要性との関係をお伝えします。そして、当事者はどのようなことに気を付け、また周りはどのように対応すれば良いのかを考えるをワークショップを通じて考えて頂きます。
ワークショップでは対話を重視し、直接医師や助産師等の専門家へ相談できる時間をセットし、日頃気軽に聞けないことを質問、相談ができるようにします。
ワークショップの内容は、産休、育休の制度や夫婦関係、ママの体調ケア、子どもの身体ケアなど参加者の興味、関心によって調整をしながら提供します。
対象:当事者(妊娠期、育児期)とその家族、周りに妊娠期、育児期の同僚、部下、上司がいる方、取引先とその家族
開催方法:オンライン※会場が確保できるときはリアルでも開催します。
開催頻度:年6回程度(不定期)
2)専門家むけアップデート
内容:妊娠・出産・育児に関わる専門家(助産師、保健師、医師、保育士等)を対象に、Parentingの重要性を発信し、今当事者が求めていることと専門家が保有している知識やスキルのギャップを考え、さらに専門家が日々感じている課題をワークショップを通じて、参加者と共有し、どうすれば解決するかを考え、よりよい妊娠・出産・育児の環境を実現することを目指します。
対象:専門家(助産師、保健師、医師、保育士等)
開催方法:オンライン※会場が確保できるときはリアルでも開催します。
開催頻度:年4回程度(不定期)