丸の内から発信する両親学級と親育ての大切さ
概要
これから親になる人を対象に、子育てを楽しむことができるように、知識(講義)と実践(体験)を組み合わせ、親になるための準備と赤ちゃんのお世話をどうすれば良いか(両親学級)を、1日で学び、体験できるイベントを開催します。
知識(講義)
助産師や医師などの専門家が科学的な根拠(エビデンス)に基づき、現在のライフスタイルに合わせて、妊娠、出産、育児についてどのように過ごすことが求められているかをお話しします。
専門家による講義をオンラインで多拠点に配信することで、全国のこれから子育てする人たちの知識を提供し、学びの機会を提供します。
また同時に全国の専門家の方々の知識のアップデートする機会を提供することで、今子育てしている人たちとの知識のギャップを軽減し、地域で当事者と専門家(応援者)との信頼関係を高め、より安心して子育てができる環境を応援します。
今回、Well-beingな生み育てを実現するために、身体的な視点だけでなく、パートナーの協力、夫婦コミュニケーションの重要性にも注目し、より良い関係、環境で楽しみながら、子育てができる環境を実現する方法について考えてみようと思います。
実践(体験)
通常、地域で開催される両親学級クラスで体験できる沐浴、妊婦体験などを、実際に体験して頂くことができます。また、講義にて妊娠中期(4ヶ月から8ヶ月)ごろの妊婦さんのからだ作りや安産に向けての準備、さらに出産後の母乳育児についての学びの機会を提供します。
参加者は不安や疑問に思うことを、専門家である助産師に直接相談することもできますし、先輩ママ、パパ(子育て経験者かつ応援した人たち)に共働き育児、産休・育休などのことも聞くことができます。
子育てが「楽しくて、大変」と言える社会の実現を目指し、専門家だけでなく、これから子育てを応援したいという思う会社の同僚や先輩たちに協力を頂き、「Well-beingな産み育て準備&親育て」のイベントを開催します。
日時:
2024年12月15日(日)10:00-17:00(予定)
会場:
メイン会場
東京会場 (新東京ビル 会議室)
サテライト会場:
大阪会場 (グランフロント大阪)
下関会場 (ARCH豊前田)
開催形式:
リアル対面とオンラインとのハイブリッド開催
※講義はメイン会場ではリアル対面、サテライト会場ではオンラインで参加頂くことができます。
※実践形式の両親学級はリアル対面で、メイン会場とサテライト会場ともに行います。
対象者:
これから子育てをする人たち(プレママ、プレパパ)、今後子育てをしたいと思う人たち
申し込み方法:
11月中旬ごろにWebサイトを開設する予定
共催:
一般社団法人U-me https://umisodate.com/
Future Parenting Partners(コンソーシアム) https://www.parenting.co.jp/
協賛組織:
現在調整中
本イベントに関連する助成および事業名:
デロイトトーマツウェルビーイング財団(人的支援)
デロイトトーマツリクリエーション倶楽部
ドコモ市民活動団体助成事業
「ライフデザインを支えるサービス導入実証等事業」(経済産業省)
私たちの思い:
なぜ都心・オフィス街で両親学級なのか?
通常は居住エリアに近い自治体が、両親学級を開催し、妊娠期からの準備を進めていいきますが、今回は都心、オフィス街で両親学級を開催することにしました。
理由は、一番気づいて欲しい人たちに、早く気づいて、準備して欲しいからです。
現代の子育てが大変と感じる原因は、親になる学びの機会がなく、ぶっつけ本番で育児の知識も経験がない人たちが二人で立ち上げなければならないからです。しかしながら、多くの人たちは親になるために学ぶ必要があることに気づかず、育児を開始します。
つまり都心で両親学級を開催する目的は、妊娠している人たちだけを対象とするのではなく、社会人になったばかりの若い人たち、結婚を考えている人たちが将来のキャリアを考える上で、子育てや親になるための学びの重要性について知ってもらうことができるからです。
なぜ丸の内エリアで開催するのか?
丸の内は、日本を代表するオフィス街であり、注目度を高めたいからという理由もありますが、それ以上に、丸の内エリアにある企業は、子育てする人たちを応援したいと思う人たちが、たくさん集まっているということが一番の理由です。
社内の有志で子育て応援に係る新規事業に挑戦したり、社員の有志活動で子育てをする社員を応援する活動を行ったりする企業が多く存在しています。
このような思いを持つ人たちが、「インタープレナー(越境人材)」として、部門や組織の境界を超え、共通のゴールでつながり、社会課題を解決するために活動すれば、社会が大きく変わる可能性があります。
また、実際に本イベントを開催するにあたって、すでに社内でこれから子育てする人たちにイベントの案内を頂いたり、当日ボランティアとして参加したいと申し出て頂いたりしているので、確実に社会は変わろうとしています。
なぜ企業の協力をお願いしたいのか?
女性も仕事をしながら育児をするし、男性も育児をしながら仕事をする時代になり、夫婦共働きで育児をする人は6割を超えています。しかしながら多くの人たちは親になるために学ぶこと(親育て)の重要性に気づかず、大変な思いをしながら育児を立ち上げ、日々の仕事をしています。親育ての重要性を知ってほしいと経験者は強く思いますが、当事者は関心ごとではないため、なかなか親育ての重要性に気づき行動を起こすことができません。
このような状況を打破するために、多くのこれから子育てをする社員とその家族との接点を持つ企業に、ご協力を頂き、親育ての重要性を知るきっかけを、社員の方々に提供し、これから子育てする社員や家族の大変を取り除くことに協力頂けないかと思っています。
なぜ複数の拠点と同時に開催するのか?
子育ては地域で行うことが大事だと言われますが、現代のようにスマホで誰でもどこでも情報を収集できる時代、一般の人以上に、専門家の間で都市と地方で情報のギャップが発生することがリスクになることがあります。
このような情報の偏在性を解消するために、オンラインを活用することで、妊娠、出産、育児に関する専門家が今考えられること、今の科学で解釈できることを発信することで、都市と地方のギャップを解消できればと考えます。
また都市と地方で子育てをよりよくしたいと思う人たちが連携することで、新しい気づきや学びから、今子育てしている人たちの課題、これから子育てする人たちの思いなどを収集し、より良い社会を実現するためのベース(基盤)にしたいと考えています。
本イベントに関する詳細について:
11月中旬ごろに、正式なイベント告知、申し込み案内をさせて頂く予定です。
もう少しお待ちいただけますようお願いします。
本イベントについて興味、関心をお持ち頂いた方は、「お問い合わせ」のコンタクトフォームからお問い合わせください。